骨董品買取なら全国出張・査定無料の古美術天宝堂

生前整理で出てきた陶磁器

近年、生前整理を行う方が増えてきました。生前整理とは、自分がまだ健在なうちに身の回りのものを整理しておくこと。仮に自分が亡くなった際、家族に整理してもらうのは嫌だという方はいるでしょう。あるいは、なるべく他人に迷惑をかけたくないという方もいるはずです。こうした背景から、遺された家族が苦労しないように生前整理を行うという方が増えているのです。


生前整理をしていると、昔手に入れた陶磁器などが出てくることがあります。日本の代表的な焼き物、芸術品としても知られる陶磁器には、美濃焼や有田焼、瀬戸焼、益子焼、信楽焼などが挙げられるでしょう。こうした陶磁器にはとても芸術的価値の高いものがあり、高い相場で取引されることは珍しくありません。
そこで生前整理の最中に陶磁器が出てきたら、そのまま放置せずどの程度の価値があるか鑑定してもらいましょう。価値の高いものを残すと、遺産相続で家族が揉めてしまうことも考えられます。

プロの鑑定士のいる骨董品屋へ

陶磁器は、ものによって非常に高い相場で取引されることがあります。先述したように、芸術的価値の高いものなら取引相場も高くなりますし、背景によっては相場以上の価値で取引されることもあるでしょう。


陶磁器の価値や相場を正しく知るためには、骨董品のプロである鑑定士に鑑定を依頼しなくてはなりません。そのため、まずは陶磁器に精通したプロフェッショナルが鑑定してくれる骨董品屋に持ち込みましょう。現在は日本各地に骨董品専門店がありますが、すべての店舗にプロの鑑定士が在籍しているとは限りません。中には店番のようなスタッフしかいない、あるいは骨董品の中でも陶磁器については知識が少ないお店があります。

正しい価値を導き出してもらうためには、その道のプロに見てもらうことが必須。持ち込む前に、鑑定士の在籍有無などを確認しておきましょう。また、打ち合わせや見積りを丁寧に行ってくれる骨董品屋を選ぶことも大切です。