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仏教美術(仏像・仏画・写経・密教法具など)
仏教美術とは、仏教を題材にした美術作品全般をいいます。
この仏教美術には、仏像、仏画、写経、密教法具などがあります。
【仏像】
仏教の信仰の対象である仏をかたどったものを仏像といいます。
この仏像は、仏教国である日本では馴染み深いものといえます。
平安時代に入ると、木材の特徴を活かした一木造(いちぼくづくり)の仏像が作られるようになりました。
木材の持つ存在感が引き出された力強い作風が、一木造の特徴といえます。
【仏画】
仏画とは仏教絵画全般のことをいい、仏教を題材としている絵画になります。
日本の仏画は、作成された時代よって作風や題材が異なっています。
平安時代の末期である12世紀は、日本仏画のピークと言われています。
その時代には、金銀箔を施した華麗で魅力的な作品が数多く作成されています。
法華経などの経典も贅を尽くしたものがみられます。
【写経】
仏教の経典を書き写したものを写経といいます。
この写経が発展した理由は、印刷技術がなかった時代に仏教の教えを広めるために必要であったからです。
また、写経をすることで、功徳があるといわれたことも普及した要因のひとつです。
【密教法具】
密教法具とは、密教の修行の際に使われる道具のことをいいます。
空海などの入唐八家と呼ばれる8人の僧たちによって、密教法具は請来しました。
密教法具には様々なものがありますが、金剛杵(こんごうしょ)がよく知られています。
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