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速水御舟は写実にこだわりを見せた著名画家

速水御舟は、明治時代中期に東京にて生を受け、日本の芸術界に新しい風を取り入れた著名画家です。
主に活躍したのは大正時代になってからですが、小さい頃から絵を描くということに対して並々ならぬ興味を抱き、在住していた近所にある松本楓湖が開いている塾に入っています。
小さい頃から才能があったといわれており、団栗会という組織を作り、写生をする毎日を送っていたようです。
御舟という名前は、大正3年以降からで、その頃には赤曜会(中心人物は今村紫紅)を組織し活動を続けて、画家としてのスキルを磨いていました。
順風満帆だった画家人生ですが、電車にひかれてしまい足を切断するほどの大怪我を負いますが、それに負けることなく絵を描くことに熱中していきます。
とにかく、写実にこだわっていた速水御舟が、大正14年に代表作でもある「炎舞」を発表しました。
実際に炎が立ち上っているかのように見せるその迫真の絵は、多くの人達に衝撃を与え、迫力満点の絵に仕上がっています。
「炎舞」は切手の絵柄にもなるなど、世間にも認められ、とても有名な作品となりました。

速水御舟の代表作とは

著名画家の速水御舟の代表作と言えば、まず思い浮かぶのは、上記した「炎舞」ではないでしょうか。
「炎舞」は幻想的な雰囲気を醸し出している非常に素晴らしい作品で、話題性十分の作品でしょう。
他には「名樹散椿」についても有名で、金砂子も使用して描かれるなど、細かい部分にもこだわりを見せている作品になり、この作品も重要文化財に指定されています。
さらには「翠苔緑芝」という代表作品も存在していますが、これはヨーロッパ風の部分も少し感じられる独特な作品に仕上がっています。
また「京の舞妓」など、いくつもの有名作品を世に送り出してきた著名画家の速水御舟ですが、40歳という若い年齢でこの世を去っています。
非常に才能豊かな著名画家で今後が嘱望されていただけに残念です。

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