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横山大観について
横山大観は明治元年に生まれ、昭和中期まで生きた町名画家として知られています。
誕生したのは茨城県ですが、当時は廃藩置県も行われる前ですから、常陸国にて生を受け、その当時としてはかなり優れた教育を受けたのではないでしょうか。
水戸藩士の息子でしたが横山家に養子に入り、その際に苗字が横山となりました。
数多くの絵を残しているのですが、最大の功績といえば朦朧体を確立したことかもしれません。
朦朧体の確立には横山大観本人だけではなく、著名画家としても知られ横山大観の師匠でもある岡倉天心も深くかかわっており、朦朧体は今の日本芸術界にも大きな影響を残しています。
横山大観自身は、日本国内だけではなくて海外にも出ていき、アメリカやイギリス、ドイツ、フランスでも非常に素晴らしい評価を受けています。
日本の芸術レベルを引き上げる大きな活躍をして、後世の著名画家に対してもかなりの影響を与えたことは間違いないでしょう。
朝日文化賞にはじまり、文化勲章、文化功労者、そして勲一等旭日大綬章までをも受賞するような活躍ぶりを果たし、今は自宅だった場所を記念館として公開しています。
横山大観の代表作や活動について
明治時代から昭和時代まで活躍を果たした横山大観ですが、これほどまでに多くの人に知られているのは、当然代表作が数多くあるからに他なりません。
まず挙げられるのは「富嶽飛翔」ですが、切手の絵柄にもなるほどで誰もが一度は目にしたことがあるはずです。
そして「蕭湘八景」「生々流転」については重要文化財にも指定されており、それぞれ東京国立博物館、東京国立近代美術館に保管されています。
ヒトラーに献呈するために描いたとされる「旭日霊峰」も、代表作のひとつといえるのではないでしょうか。
活動内容としては、雑誌だけではなくて、テレビ番組にも出演した経歴を持っています。
横山大観は、今でも頻繁に画集などが登場している、史上に残る著名画家なのです。
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