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金銅仏とは?

金銅仏(こんどうぶつ)とは、銅製の仏像彫刻に鍍金(メッキ)を施したものです。
作り方としては、蝋で形を作った後に土を塗り、焼くと蝋は溶けて土は固くなります。
蝋が溶けたところに銅を流し込んで固め、固まった段階で土を割り、
できた銅像に金メッキを施して金色にするのです。
六世紀に朝鮮から初めて日本に来た仏像は金剛仏の釈迦如来像でした。
日本の仏像のルーツは金剛仏だったのです。
飛鳥・奈良時代の造像は金銅仏が主流を占め、東大寺大仏のような巨像、
法隆寺金堂の釈迦三尊像や「四十八体仏」のような小像も作られました。
「四十八体仏」といわれているものは、東京国立博物館が所蔵する、
飛鳥時代から奈良時代にかけての四十九件(五十七体)の金銅仏の総称です。
その伝来から、法隆寺献納金銅仏、御物金銅仏などとも呼ばれます。
平安時代には木彫が主となり、鎌倉時代には再び金銅仏が隆盛しました。

金銅仏の魅力と漆箔との違い

金銅仏の魅力は、とても一言では表せません。
同じ金銅仏を四回見れば、そのよさがわかるといわれていますが、
ほとんどの金銅仏は、初めて見た段階でも、
見ているこちらまでが思わず微笑んでしまうような、
素朴で穏やかなお顔やお姿をされています。
金色に輝く金銅仏は、通常の古銅の仏像よりも丁寧に作られているものが多く、
人気も高く価値があります。
作られた時代によっても、衣やポーズなども違い、
知れば知るほど奥深い魅力があります。
一見、金銅仏のように見える漆に金箔を貼った漆箔(しっぱく)という仏像もあります。
しかし、鍍金(金銅)と塗金(漆箔)では価値がかなり違います。
また、現在、中国の北魏時代に作られた鍍金仏や明時代に作られた鍍金仏も人気で、
高額買取りされています。

金銅仏の買取りは、天宝堂にお任せ下さい。

 

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