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珊瑚を使用した美術品について
よく珊瑚礁と言う言葉を耳にしますが、そこにいるのが珊瑚です。
鉱物かと思われているケースが多いのですがれっきとした生き物で、これを使用した美術作品が人気を集めています。
珊瑚には複数の種類があるのですが、特に知られているものは赤色のものでしょう。
これを使った美術作品にはいろいろなものがありますが、中でも人気を集めていて高額取引されているのが原木です。
一見これは美術作品に見えないかもしれませんが、神秘的な見た目をしていることもあり、欲している人は相当数いるとされています。
原木をそのままで飾るケースもあれば、艶出し作業を施したうえで自宅などに飾っている人もいるでしょう。
種類や形によって価値は大きく変わり、数万円で入手できるものから数百万円以上するものも多数あり、中には1000万円を超える珊瑚の原木も美術作品としても人気です。
他にはその原木に手を加えて彫刻を施した美術作品もあります。
仏像の形をしている珊瑚彫刻や龍の形の作品まで存在しています。
珊瑚は見た目が宝石のような輝きをしているので、美術的な価値も非常に高くなっているという特徴があります。
特に赤珊瑚の作品に至っては、「珊瑚が持つ赤色の美しさ」のおかげもあり、収集家に大人気なのです。
珊瑚で作られた置物について
多種多様な珊瑚をもとにいろいろな美術作品が作られていますが、他の美術品と違い素晴らしい輝きを放っているでしょう。
艶出し作業も為されているのでしょうが、地球上に存在しているのが信じられないような見栄えを誇っています。
また上記した美術品以外にも様々なものに加工されており、その美しさのせいもあり美術品としての価値が高まっています。
女性が使用するファッションアイテムでもあるかんざし、ネックレス、男子が使うタイピンなども、立派な加工が為されていて美術品として評価されているのです。
美術的な価値に珊瑚としての価値も加わるので、想像を超える評価額になることも少なくありません。
珊瑚が使われた美術品を置くと部屋の雰囲気が一変し高級感や厳かな雰囲気を演出できるので、社長室や自宅の応接間に置かれているケースもあります。
珊瑚の種類や大きさにもよるのですが、比較的小さい作品の場合だと、意外と安い価格にて購入できるケースもあるようです。
自分に自信をつけるため、見た目が綺麗だから、と言った理由で珊瑚の美術品に興味を示している人は後を絶ちません。
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