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古代金石の歴史

鉄や金といった金属の素材を加工し、ものづくりをする技術が「金工技術」です。
金工の歴史は古く、古代エジプト、インド、イスラエル、マヤ文明など、世界各地の古代文明において作られていました。
当時は金属で武器などが多く作られていましたが、それ以外でも貴金属の装飾品やアクセサリー、宗教用の置物や器なども制作され、その技術や手法は時代とともに高度になり、多くの芸術作品も作られるようになっていったのです。
そうした技術と作品は世界中に広がり、金工技術を持った職人のことは鍛冶屋や錬金術師などと呼ばれていました。
日本には弥生時代に伝えられ、平安時代には貴族の繁栄に伴って、日本独自のデザインや、花などをモチーフとした作風の作品へと変化しており、金工技法も現在の彫金や鍛金、鋳金にも通じるものになりました。
今でも鎌倉時代の金工が最も芸術的であるといわれています。
安土桃山時代になると、金工品はたくさん作られるようになり、高い技術の素晴らしいものもありますが、粗悪な仏具なども多く作られるようになりました。
江戸時代に入ると、日本は銅を素材として輸出したり、金、銀、銅、鉄を生産して仏具や装飾品、刀、かんざしなど、様々なものを作ったりするようになりました。
江戸中期以降は一般家庭にも金工仏具が入り、広く親しまれるようになっていきます。

古代金石の魅力について

日本の金工技術の特徴としては、その細かい作業による美しい細工と機能性、色が魅力です。
これは熟練した技術を身につけた金工職人が、様々な金属材料の特性を勘と経験によって活かした結果ともいえるでしょう。
色についても、金属特有の光沢を利用し、加工技術によって新たな色を生みだしているところが特徴です。
金、銀、銅、鉄といった金属の輝きは、素材そのものの美しさや質感も感じることができます。
強い素材は細かな細工にも耐えるため、今でもその繊細な細工や文様を施した作品が数多く残されており、その時代、その時代の美意識を感じ取ることが出来るのです。
古代金石は、こうした時代のものづくりの歴史をわかりやすく伝えてくれるところも魅力と言えるでしょう。

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