近藤浩一路 買取
2014/4/14 13:04
近藤 浩一路(こんどう こういちろ、本名:浩(こう)、明治17年(1884年)3月20日 – 昭和37年(1962年)4月27日)日本の水墨画家・漫画家。山梨県に生まれる。本名は浩(こう)。
明治初期の実業家・教育者である近藤喜則は祖父にあたる。
号は土筆居、また画蟲斎。
1910年(明治43)東京美術学校西洋画科を卒業。
初期文展に洋画を出品する一方、読売新聞社に入社して、政治漫画や社会風刺画を描く。
その後日本画に転じ、19年(大正8)の第6回院展に『朝の日』『夕の日』『霧』の三部作を出品し、21年に日本美術院の同人に推された。
翌年渡仏。31年(昭和6)にふたたび渡仏し、アンドレ・マルローと親交を結び、フランスで個展を行う。
36年以降は院展を退き、個展を中心に作品を発表した。
59年(昭和34)日展の会員となる。洋画から出発した彼は、伝統的な水墨画の世界に光の感覚を導入し、自然の微妙な変化を反映させた独自の画風を開いた。
代表作『鵜飼(うかい)六題』『京洛(けいらく)十題』『渓(たに)の音』など作品は東京国立近代美術館、山梨県立美術館、近藤浩一路記念南部町立美術館などに所蔵されている。
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