大津絵の事なら美術館・博物館に大津絵を貸し出している天宝堂にお任せ下さい
2022/6/27 17:33
大津絵とは、滋賀県大津市、江戸時代で言う所の大津宿追分付近で売られていたお土産品で、仏画や、ユーモラスな絵画、有名処では、鬼の念仏や藤娘の事を指します。
大津絵は店頭販売で、「藤娘描いてくれ」と注文すると、お客さんの目の前でササッと描き、渡していた実演販売でした。
大津絵研究家のクリストフ・マルケ氏(元・日仏会館館長・現・フランス極東学院学長)により、「なんでも16文」屋で大津絵が販売されていた記録が発見され、大津絵が16文(現在の貨幣価値で、500円~1000円程度)で販売されていたという論文が発表され話題になりました。
クリストフ・マルケ氏が「フランスでも大津絵展をしたいので、増田さんのご協力をお願いしたいです」という申し入れがあって、その数年後にはフランスで大津絵展を開催出来た情熱には脱帽です。
その時には、当店からも藤娘、不動明王、大津絵屏風(荷持奴、瓢箪鯰、鐘持ち弁慶、金太郎)を貸し出し、フランスパリ日本文化会館(博物館)で開催され、渡仏し、微力ながら大津絵展に花を添えられた姿を観覧してきました。
また、中谷季一という大津絵を復興した絵師がいる事を調べあげ、クリストフ・マルケ氏を誘い、学術調査を行った事は懐かしい思い出です。
クリストフ・マルケ氏の調査によると、世界中に散らばった大津絵の数は800点程だそうです。
未だ発見されていない大津絵も含めれば1000点程の大津絵しか世界には存在しない事になります。
当店は今まで100点を超える大津絵を入手し、博物館・美術館に貸し出し、また納品してきました。
現在も世界に一点しかない大津絵を博物館に貸し出し、研究してもらっています。
大津絵の販売や、大津絵の買取の事なら、世界有数の大津絵取扱い業者であります、日本橋、古美術天宝堂にお任せ下さい。
画像は、当店からフランスパリの大津絵展に貸し出した藤娘、不動明王、大津絵屏風(荷持奴、瓢箪鯰、鐘持ち弁慶、金太郎)。
脳科学者の茂木健一郎さんに当店の大津絵を取材頂いた記事。