世界有数の大津絵取扱業者が説明する大津絵とは②
2022/6/17 17:57
大津絵とは、現在の滋賀県大津市、昔の追分あたりで売られていたお土産絵です。
追分という地名から、ひと昔前は、追分絵(おいわけえ)とも呼ばれていました。
よくお土産として大津絵は売られていたと言われますが、発祥年代、単価など具体的な資料がなく、曖昧でした。
ところが、『なんでも16文』というお店で、大津絵が売られていたという資料がクリストフ.マルケ氏によって、近年発見され、大津絵が蕎麦一杯位の値段で売られていたという説の裏付けになり、大津絵研究者の間では、喝采を浴びました。
16文という金額は、現在の貨幣価値に換算すると、500〜1000円程度です。
また、クリストフ・マルケ氏によって、世界各地に散らばった大津絵の所在が調べられております。
現在確認出来ている大津絵の総数は、800点程。
未だ未発見のものを含めても1000点に満たない点数しか大津絵は存在しません。
当店はこれまで、100点を超える大津絵を取り扱い、様々な美術館、博物館に貸し出しを行ったり、納品したりしてきました。
世界に散らばる大津絵の実に10%を扱った事になり、『世界有数の大津絵取扱業者』という事になります。
ご来店頂けましたら、大津絵を購入したいというお客様も、大津絵を売りたいというお客様にもご満足頂けます。
大津絵の買取、大津絵の販売は、東京日本橋、古美術天宝堂にお任せ下さい。
画像は、フランスパリで開催された大津絵展に当店の品物を貸し出したもの。
代表の増田が、渡仏し、自身の貸し出した大津絵屏風を観覧する様子。