原五岳(ふくはら ごがく)
2014/4/28 14:07
原五岳(ふくはら ごがく)
福原五岳(1730~1799)は、備後(現在の広島)生まれで、京都に出て、池大雅に師事して技を磨きました。
池大雅の門人の中での腕前は、第一位と評されています。
五岳は当時流行していた中国風の絵を得意とし、山水と人物画は右に出るものがないと評される人物でした。
大阪で混沌社の片山北海や頼春水、文人の木村蒹葭堂、絵師の蔀関月や松本奉時などと交流していました。 そして息子の東岳や三洞のほか、林閬苑、岡熊岳、浜田杏堂、鼎春嶽ら多数の弟子を持ちました。
号 : げんそ=玄素、げんそ=元素、たいしょ=太初、しけん=子絢、ごがく=五岳、ぎょくほう=玉峰、がくせいどう=楽聖堂、
俗称 : たすけ=太助