静岡には誇れるものが二つある、富士のお山と原の白隠
2022/6/24 17:56
本来の言い方は、『駿河には過ぎたるものが二つある、富士のお山と原の白隠』。ですが、過ぎたるものって言い方が好きでないので、駿河には勿体ないものがあるって聞こえるので、訂正して欲しいですよね。
とにかく、静岡には、誇れるものが二つあり、世界遺産にもなった富士山に、原の白隠とは、白隠禅師の事です。
白隠慧鶴(はくいん えかく、1686年1月19日(貞享2年12月25日) – 1769年1月18日(明和5年12月11日))は、臨済宗の中興の祖と呼ばれる程、江戸中期に臨済宗を盛り上げた人物です。
現在の臨済宗は、法系がすべて白隠に繋がっているので、白隠禅とも呼ばれています。
幼き頃、母親に連れて行かれた説法で、地獄の話を聞いた時に、そのあまりの恐ろしさに、お坊さんになろうと決意したとかという逸話もあります。
各地を行脚し、説法し、また請われて禅画や墨蹟を書き与え、その数は1万点にも上るとも言われておりますが、また贋物は、10万点あるとも言われており、それ程人気が高かったという証拠でもあります。
江戸時代の識字率が高かったという説がありますが、文字の読めない多くの庶民に禅画にメッセージを込めて描いたと思われます。
禅画や墨蹟に込められたメッセージを読み解く事はとても面白く、人によってその解釈が違ってくるのもまた興味深いです。
静岡出身である、店主はそんな白隠禅師が大好きでよく取り扱っております。
白隠禅師の買取は、東京日本橋1丁目に店舗を構えます、古美術天宝堂にご相談下さい。
また、白隠禅師だけの買取だけでなく、当店は、3年連続グランプリ受賞(高価買取専門店アワードにて)をしており、骨董品の高価買取に定評ございます。
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