『 世界有数 』の大津絵 取り扱い業者は日本橋古美術天宝堂です。
2022/5/31 10:33
大津絵研究家のクリストフ・マルケ氏によれば、全世界に散らばっている大津絵の数は、800点程だそうです。
未だ未確認の大津絵もあるとしても、1000点の大津絵しかこの世界には存在しないのです。
そんな大津絵を、古美術天宝堂では、100点以上取り扱ってきました。
数々の美術館・博物館の大津絵展に大津絵を貸し出し、大津絵の普及に尽力してきました。
大津絵の審美眼には定評頂いております。
大津絵に関しては、コレクター気質なところがありますが、大津絵の販売にも力を入れております。
大津絵を買うなら古美術天宝堂にご相談下さい。
大津絵を複数お持ちの博物館・美術館でも中谷季一という、大津絵の復元に取り組んだ京都の表具師の作品が混じっている場合がございます。
一見写真では判断しづらい程、精巧に出来た作品もございますが、季一という印譜を押してある作品や、無落款のものもございます。
ある時、たまたま中谷季一の作品を手に入れ、調べておりましたら、京都の黎明教会に95点もの作品がある事を発見し、大津市歴史博物館の横谷学芸員とクリストフ・マルケ氏を誘って調査に向かいました。
現在では確認されていない図柄などもあり、資料的にこの様な大津絵があったのだと勉強になりました。
決して贋物師という訳ではなく、中谷季一の作品を江戸時代の大津絵として販売する事が問題なのです。
中谷季一以外にも、大津絵は目を疑う作品がございます。
大津絵の目利きと言われてはおりますが、もっともっと精進しなくてはと思う次第です。
大津絵の販売、大津絵の買取は、東京日本橋、古美術天宝堂にお任せ下さい。
画像上二枚は、脳科学者の茂木健一郎さんに当店で大津絵の取材をして頂いた時のものです。
画像下は、フランスパリで開催された大津絵展に、当店の大津絵屏風を貸し出し、渡仏し、鑑賞している代表、増田です。