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鍔は骨董品屋に

元気なうちに生前整理をしようと考えている人も多いのではないでしょうか。
生前整理では、単に物置や自分の部屋のいらないものを処分するのではなく、値がつきそうなものは骨董品屋に持っていくことをおすすめします。
例えば、鍔です。
鍔を集めるのが趣味だった人は、生前整理で見つかることも少なくありません。
鍔は骨董品屋の査定対象となります。
中には、高値で買い取ってくれる場合があるため、そのまま処分するのは勿体無いです。
リサイクルショップや、不用品回収が査定をして買い取ってくれる場合もありますが、価値のわからない人が査定をすると、適正価格ではない値段をつけられてしまい、格安で手放すことになるかもしれません。
大切にしていた鍔を価値のわかる専門家に査定してもらいましょう。

査定額が変わるポイント

自身が鍔を集めていなくても、先祖代々受け継いできたという場合もあるのではないでしょうか。
鍔だと知らずに、ガラクタとして扱ってきた人もいるでしょう。
鍔とは、日本刀に取り付けられているもので、刀身と柄の間にはめられています。
刀を突いたときに自分の手が滑って切ってしまわないように付けられているのです。
また、相手の刀から自分の手を守るという意味もあります。
現代では刀を使うことはありませんが、南北朝から室町時代のはじめまで鍔がついた日本刀が使われていました。
それ以前の時代では、日本刀がありましたが鍔がついていないものが主流だったそうです。
江戸時代の半ば以降は、実用性のためではなく芸術作品としてつくられました。
種類も様々あり、流派や素材によって価値も大きく異なります。
また、贋作も多く、本物の日本刀に使われていた鍔であれば高値がつく可能性が高いです。
鉄や銅、金、銀などの素材によっても査定額が変わります。
鑑定書など付属品があれば、まとめて骨董品屋に持っていくと、さらに高い値段がつけられるかもしれません。
鍔以外にも生前整理で価値のあるものが見つかる可能性があります。
いらないものとしてまとめて処分するのではなく、骨董品屋で査定してもらってみてはいかがでしょうか。